バーニーズニューヨークと歴史

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バーニーズニューヨーク(Barneys New York) は、ニューヨークのマンハッタンに本拠を持つ、アメリカ有数の高級百貨店チェーンですが、日本では「ファッションセレクト企業」としての印象のほうが強いかもしれません。 創業は1920年に遡りますが、当初はメンズカジュアルの店としてスタートしました。 バーニーズと言う名前は、創業者のバーニー・プレスマンに因んだものです。 バーニーズの転機は、1960年代に始まります。 息子であるフレッドの戦略の下、男性用スーツの安売り店といったディスカウントストアからブランド物を扱うスペシャリティストアに変貌を遂げていきます。 当時はまだ無名だったジバンシーやカルバンなどのヨーロッパのデザイナーを積極的にアメリカの富裕層に紹介し、店のグレードを上げていきました。 1970年代に、他に先駆けてジョルジオ・アルマーニの商品を紹介したところこれがヒットし、バーニーズニューヨークはメンズファッションストアとしての不動の地位を築いたのです。 その後レディースファッションやレストラン、ギフトショップの「チェルシー バッセージン」の経営など多角化を図るようになります。 1980年代後半からは世界戦略の一環として、バーニーズアメリカを設立し、アメリカ国内の店舗をバーニーズニューヨークとして独立させました。 この頃から日本の伊勢丹と業務提携を行い、1990年には東京新宿に一号店を開店するなど日本にも進出を果たしました。 しかしその後多店舗経営が破綻、1996年には倒産、2007年の夏にドバイ政府所有の投資会社に売却されています(なお、日本のバーニーズとアメリカのそれは現在直接的な関係をもちません)。

バーニーズニューヨークのファッション

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現在のバーニーズニューヨークは、ニューヨークファッションの発信基地として、様々なイベントやライフスタイルを提案しています。 バーニーズニューヨークのアートに対する貢献は大きく、現在のニューヨークがモダンアートのメッカとして重要な位置をしめるようになった背景には、バーニーズニューヨークの存在があるのです。 他の店舗に先がけいち早く、店舗のショウウインドウや、店舗設計に至るまで、専門のアーティストを採用して、斬新なデザインを提案してきました。 そればかりでなく、日常生活の雑貨にモダンアートのテイストを忍ばせて、今日のニューヨークテイストを作り上げたことも評価されるべきでしょう。個人の作品の貸し出しなど芸術と商業のコラボレーションにも積極的に取り組みました。 つまり、従来は全く別の次元にあった商業とアートを組み合わせた、「商業アート」というカテゴリーが成立するようになのは、バーニーズニューヨークのおかげなのです。 休日に日本のバーニーズに行ってみてください、買い物をしなくとも、ショウウィンドウを覗くだけでも、すばらしい発見があります。 一つ一つのウィンドウが、飾られているファッションとともに現代アートを表現しています。 何気ないハンガーや壁にかけられた小さなオブジェ、変わった形のマネキンまで、まるでアートミュージアムにいるような錯覚を起こさせるほど、POPで遊び心に溢れる作品に仕立て上げられています。 ファッショナブルでアーティスティック。これがバーニーズニュヨークです。


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